2023.2.20 正木ブログ
高雄の紅毛港保安堂
2023年の1月1日は台湾の高雄におりました。
台湾の新年は旧正月ですので、太陽暦の1月1日だからといって基本的には特別ななにかがあるわけではありません(台北などでは花火が上がったりして大盛り上がりしていたようです)。そのため、1月1日に寺院に行っても新年を迎えた華々しい雰囲気はありません。
高雄の紅毛港保安堂は、元々は漁網などにからまっていた遺体などを祀るためのお堂だったようですが、のちに第2次大戦で沈没した日本の駆逐艦の艇長高田又男氏と乗組員の方々を祀るようになったお堂です。そのこともあり、日本との縁が深いことでも知られております(安倍元首相の像があることでも有名です)。最寄り駅からは15~20分ほどの距離にあるため、冬の時期ということで参拝した次第です。
私が参拝した際にはほかに参拝客もおらず、お茶をごちそうになりました。日本(時代の台湾)で生まれた方などもおられ、新年から大変お世話になりました。これからも、お堂が大事にされていくことを願うばかりです。