2020.6.7 正木ブログ
久しぶりの東京家庭裁判所
6月2日,本当に久しぶりに,東京家庭裁判所の調停期日に手続代理人として出席しました。
今回の新型コロナウィルスの問題から,東京家庭裁判所は長期間にわたって基本的に期日が開かれず,今なお期日を減らして運用しているようです。2日も,基本的には調停室は1室おきに使っており(三密回避のために果たしてどこまで意義のある運用なのかは分かりませんが・・・)おそらくは半分の期日は取り消されたのであろうと推察いたします。
今回の裁判所の運用については、各所から不平不満が渦巻いておりますが,ひとまずは期日を実施していただいたことに感謝です。また,次回・次々回の調停期日もこれまでの運用通り,およそ1か月おきに入ったので一安心です。
それにしても,やはり久しぶりに裁判所に行くと俄然やる気が高まります。この間も交渉等で業務は続けてはおりましたが,裁判所という場所は特別な場所なのだな,と再認識した次第です。
この後もまだまだ通常通りの期日運用とはならないようですが,とにもかくにも1件1件真摯に取り組んで参ります。
ちなみに,この写真は昨年12月に訪れたチェンナイの高等裁判所(裁判所はMadras High courtと,旧名称を用いています)です。スラム街の一角にあるというなかなかインドらしい裁判所で,暑かったこともあってうまく写真を撮れませんでした・・・。