2020.7.5 正木ブログ
ナショナルギャラリー展
国立西洋美術館ではロンドンナショナルギャラリー展が会期を変更して開かれております。基本的には日時指定券を買った上での入場となるのですが,私は前売り券を持っていたため,指定券が不要な最初の日曜日に向かいました。
よく知られるとおり、ナショナルギャラリーはロンドンのトラファルガー広場に面した場所に鎮座し、入場無料です。とはいえ、私が留学していたSouthamptonからロンドンまでは距離もあったため、留学期間中には1回しか訪れておりません(しかも日本からやってきた友人の付き添いという受け身な訪問でした)。また、やはり日本で日本語の解説を見聞きしながら作品を見られるのは非常にありがたいものです。
また,世界遺産されたことでも知られる国立西洋美術館を訪れること自体が実は初めてで,入場までの待ち時間の間に,彫刻としては日本屈指の知名度を誇る「考える人」をはじめとする彫刻や,常設展に展示されている絵画などもみてまいりました。
美術展に関する事件も取り扱わせていただいたことがあるため,新型コロナウィルスの影響が出るなか,今回の特別展の実現に尽力された運営の皆様には大変頭が下がる思いです(果たして契約書に,感染症による実施不能の場合に関する条項はあったのでしょうか……)。
不十分ながらも動き出している裁判も含め,できることをなんとか1つずつ前に進めていくよう,頑張って参ります。