2024.11.28 離婚問題
夫の浮気に直面したときに押さえておきたい4つのポイント
つらつらネットを見ておりましたら、とある法律事務所の広告に、
「夫に不倫されたサレ妻がやってはいけないこと4選」というのがあって、
1. (弁護士を立てないで)自分で慰謝料の交渉をすること
2. (弁護士を立てないで)自分で相手に怒鳴り込むこと
3. (弁護士を立てないで)弁護士=裁判と誤解すること‥‥
云々かんぬん、、、、、
と、書かれておりました。
まあ、だから、サレ妻は弁護士に頼んでねっ!(もっというと、自分のところの事務所に頼んでね!)と仰いたいのでしょう。
大きく外れているとは思いません。
が、私に言わせると、もっと根本的な、やってはいけないことがいくつかあります。
以下、ご説明します。
1. 逆上すること。
まず、落ち着け。旦那がオンナ一匹(あるいは二匹)と寝たくらいで、アナタの人生は終わらない。アナタの人生、そんなちゃちなもんじゃあ、ないはずだ。そうでしょう。
2. あなたが知っていることを悟られること。
これ重要ポイントです。この先、当面は情報戦です。相手にあなたの真意や計画を悟られないようにしてください。こちらの情報は一切出さず、相手の情報を集めましょう。
3. むやみやたらに探偵事務所に頼まないこと。
頼んだからって成果が出るわけでは断じてないのに、探偵事務所は異様に高額です。アホみたいな金額を頼んだ結果、出てきた調査報告書が鼻くそほどの役にも立たん、ということはよくあります。
このさき、カネは大切です。ここに、むやみやたらに、大切なカネを突っ込んではいけません(もっとも、必要な時もあります。よく考えてからにしましょう、ということです)。
4. 経済的な自立を怠ること。
夫の浮気を知って、逆上し、「離婚してやるウ!」と叫ぶのはタダですが、その前に、離婚後、どうなるかをよく考えましょう。
養育費なんてあてになりません。慰謝料なんて雀の涙です。
泣きわめいたり叫んだりするより、まず、ご自身で生きて行けるようになりましょう。ダンナに縋りつかなきゃ生きていけない人生、より、ダンナありの人生か、ナシの人生か、という選択肢を、あなたが、持てるようにしておくことです。
最終的に、あなたが頼れるのは、あなただけです。いわゆるサレ妻、が、頭に叩き込んでおかなくてはならない、最も大事なことはこれです。そして、これは、人生一般において、最も大切なこと。でもあります。