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正木ブログ

奇跡的な出会い

ちょうど5年前、私はアイルランドのレパーズタウン競馬場におりました。

レパーズタウン競馬場は、アイルランドの首都ダブリンの郊外にある競馬場で、アイルランドの平地最高峰のレースであるチャンピオンSや、障害のダブリンレーシングフェスティバルなどがおこなわれる、有名な競馬場です。

とはいえ、私が行った日はカラ競馬場でオークス・ダービー開催がおこなわれる前日で、大きなレースも無く観客も多くない日でありました。

 

観客が多くなかったから目立ったのかもしれませんが、競馬場内を歩いていると、日本語で「日本人の方ですか?」というようなかたちで話しかけられました。

……ここまでならば、海外の競馬場で(あるいは競馬場に限らず海外旅行一般で)経験されたことのある方も多いかと思います。

しかし、その方と話をしていて、衝撃的な事実が判明しました。その方は、私と同じ名字だったのです。

 

私の名字が田中や鈴木であれば、確率的に「そういうこともあるな」といえるのでしょうが、私の名字は日本でもなかなか出会うことの無い、「正木」という名字です(ちなみに、本日時点で「たなか」姓の弁護士は462人なのに対し、「まさき」姓は21人です)。

よりによって海外の競馬場で同姓の方に出会うとは、世の中何がおこるか分かりません。

(なお、このときのアイルランド旅行で私が会話をした日本人はこの「正木」さんだけです)

 

このように、世の中信じられないようなことがおこります。

なので、弁護士としても事件を見るにあたって、先入観を捨て、「こういうことが起こるかもしれない」と、真摯に事実に向き合うことが重要だと考えるのであります。

 

ちなみに、この正木さんは近畿地方にお住まいで、新型コロナウィルスの影響で最近はなかなかお会いできていませんが、今も親しくさせていただいております。

↓の写真は、レパーズタウン競馬場のパドック脇に立っているスノーフェアリーの銅像です。同馬は日本でも活躍しました。自分が見知った馬の銅像を海外で見るのも喜ばしいことです。

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